2018年10月14日日曜日

九州もブラックアウト!?太陽光発電が停止へ


ブラックアウトの北海道 次は九州!?



こんにちは。
カミナリをなんとかならないか?と考えているIRUKAです。

災害対策についてお伝えしているのですが
少し違うことを書いていこうと思います。

それは電気についてです。



  電気があって当たり前の日常             


二次被害となる停電があったりと、当たり前のように使っている電気に対して
ここ数年で、当たり前ではないと思っている人が増えているのではないでしょうか?

一昔前までは、停電が無いものではなかったので
あくまで補助的なこととして電気を使っていたと思います。

しかし、今では電気がなければいけない社会へと向かっています。
現に、電気がなければ生活もできなくなっていますよね。

仕事も情報源も紙媒体だったものが、電子媒体へと変わっていっています。
お金のやり取りもキャッシュレス化により、現金も持たないという流れになっています。




日常の生活や仕事を行うにあたって、とても便利なので
使わないということが、むしろ勿体ないので、広まって当然なのかなと思います。


しかし、災害時のように使えなくなることが近年増えてきており
特に、広範囲に及ぶようなことが多いため、影響が大きくなってきてます。



北海道の例を見ると
北海道でNo.1の規模を誇る、火力発電所が止まってしまうことにより起きた
ブラックアウト現象は、北海道内すべての電気が止まってしまいました。

その影響を金額で表すと、100億円以上といわれています。
実際はもっと被害は大きいと思いますが・・・。

このようなことが今後も起きる可能性があるので
停電への備えをされている方も増えてきているのではないかと思います。




そんな中で、こんなニュースが流れていました。

『九州電力、太陽光発電の抑制を要請』
(参照)日本経済新聞 



太陽光発電が多すぎるので、抑制してほしいという内容です。


これおかしいと思った方はどれだけいるでしょうか。
一方では、電気が足りなくて発電が停まってしまったのに
もう一方では、電気が多すぎてワザと停止するように動いているのです。

なぜ、このようなことが起きているのでしょうか?




  電気の性質                     




このようなことが起きている理由として、『電気の性質』があります。

皆が何気なく使っている電気というのは
ひとくくりで電気と言っていますが、様々な性質を持っており
その性質によって、種類も分かれているのです。


その性質の一つとして
電気は、使う分だけしか発電できず
           発電した分しか電気は使えない。

ということがあります。


この内容は恐らく、北海道での大規模停電の際に
多くの人がニュースでご覧になられたかと思いますが

電気というのは性質上、使っている分だけしか、発電することができず
発電した分しか電気は使えないのです。

発電した分しか使えないのは、当たり前のことだと思うかもしれませんが
何気に重要なことなんです!

これを逸脱した状態が北海道での大規模停電を引き起こしたのですから。





  北海道と九州は一緒?                


北海道で最大規模を誇る、苫東厚真火力発電所が停まった時
発電していないのに、皆が電気を使おうとしたために停電が起きました。

これが ブラックアウト と呼ばれる現象です。




電気というのは
足りていない電気を使おうとすると発電が難しくなっていくため

使おうとしている電気の量と発電している量の差が大きくなりすぎると
発電を停めてしまうのです。


【例:自転車のライト】



例として、少し前の『自転車のライト』がわかりやすいかと思います。
夜になって自転車のライトを使うと、自転車の車輪で発電しているため
自転車が重たくなり、漕ぐために力が必要になってきますよね。

これがもしライト以外のものに電気を与えようしたら
ペダルが重たくなりすぎて、たちまち自転車を漕げなくなってしまいます。

これが発電停止の状態です。
その理屈が、普段から使っている電気も一緒なので

『電気は発電した分しか使えない』ということなのです。






さらに、逆の場合も同じです。
使うあてもなく、使ってもいない電気は発電することができず

もし発電していて電気を供給していると
電気の行き場がなくなってしまうので、発電ができなくなるのです。

これも ブラックアウト になるのです。


電気には、このような性質があるため
原因は違えど、北海道と同じようなことにならないためにも
九州では、太陽光発電の抑制にはしったわけです。


それにしても、なぜ太陽光発電を停めるのでしょうか?



原子力や火力など、様々な発電方法があり
さらに原子力に至っては問題があると言われているのにです。

そこにも、電気の性質があるため
それについては、次回以降お伝えしたいと思います。


電気一つで、日常が非日常になってきますので
「そうなんだ~。」ぐらいで知っておいてもらえたらと思います。



それでは、今後もよい人生をお過ごしください。






※まとめ
・電気は、必要な分しか作れません。
・作った以上に使おうとすることもできないのです。
・電気は大切にね!(どこかのCMみたいですね

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