大きな建物と専用の水道設備
こんにちは。
子供のころに関西と関東の水の違いを知ったIRUKAです。
さて、停電と断水の話から
『大きな建物は専用の水道設備を持っているよ!!』
※マンションやビル、商業施設や学校など。
と、お伝えしているのですが
実は、時代の変化によっても専用設備に違いが出てきています。
一昔前までの専用設備は
高架水槽から水を落とす、という方法で蛇口まで水を送る方法をとっていました。
なので、専用設備としては以下のようになっていました。
・貯水槽
地下もしくは1階に設置してあり、水道からの水を一旦貯めておく為の水槽。
↓
・揚水ポンプ
貯水槽の水を高架水槽へ揚げるポンプ
↓
・高架水槽
屋上もしくは最上階に設置してあり、揚がってきた水が
蛇口へと流れるまで、留まっている水槽。
↓
・蛇口
学校関係の建物や、団地、マンションなどでみられる設備です。
しかし、ここ数年では?
この専用設備が、少しハイテクになっています。
・貯水槽
一昔前と同じ水槽。
↓
・加圧ポンプ
各階の蛇口まで届く水圧を加えるポンプ
これのみの設備です。だいぶシャープになっていますよね。
・・・一行減っただけにしか見えませんが。
いや、一つ減っただけでも設備の設置費用はとても変わりますから!
ということで、今の綺麗なマンションには、これが当たり前になっているわけです。
ただし、高層マンション・ビルに関しては
揚水ポンプや貯水槽、高架水槽を今でも使っています。
(建物の高さがありすぎるため、中間階と屋上階などに設けています。)
戸建てや小さなアパート以外の大きな建物では
この様な水道設備が設けてある!ということがご理解いただけたかと思います。
そして、このような設備があるということは
電気があるからこその設備であるということなんです!!
なので、例え大規模でなくても
その建物が停電になれば、『断水』になるのだ
ということを、意識しておいてもらえたらと思います。
知っているのと、知らないということには
かなりの違いがありますからね。
是非、参考にしていただいて
ご自身の生活にお役立ていただけたらと思います。
では、今後もよい人生をお過ごしください!
※まとめ
・大きな建物には水道であろうと電気が必要です。
・停電=断水 ということを頭の隅っこに入れておいてください。