2018年10月19日金曜日

【電気】太陽光発電は停止できても、原子力発電は停められない理由


いっぱい電気を作れたらOK?発電の優先順位とは


こんにちは。
安定していることが大好きなIRUKAです。



今のままが良いと、変化を求めない時ってありますよね♪
それがつまらないという人もいるかと思いますが・・・。

しかし、安定というのは
それが当たり前と感じてしまう原因となってしまうのかもしれません。

それが電気でも同じだからです。
今回は、その電気を作り出す発電の特徴についてです!




  発電の種類と特徴について              


現在、各電力会社では様々な発電方法を用いられており

前回載せた図から
24時間発電していたり、時間ごとに入り切りしている発電があるので
種類によって優先順位があることをお伝えしました。


【電気】太陽光発電はいらない?発電の優先順位について

このように発電は、下の原子力発電から順番に電気を作っており原子力発電の次に、地熱発電、火力発電、水力発電...




見ての通り、この優先順位は原子力発電が一日中発電しており
太陽光発電が昼間のみの発電となっています。

お気づきの方は多いかと思いますのが
この優先順位というのは、発電方法ごとの特徴に合わせて使い分けているわけです!




  原子力発電と地熱発電                


【原子力発電】

現在取り入れられている発電方法の中で
一番最初に電気を供給するベースとなっているのが『原子力発電』です。




この発電方法は
東日本大震災の時に、とても大きな問題になっているため
多くの方がご存知のように、原子力発電は化学反応を利用した発電になります。

この化学反応は、アメリカが広島に使った原子爆弾と同じ原理であり

簡単にいうと、化学反応のスピードを爆弾より遅くしたものを
発電に使っているのが原子力発電なのです。



このように聞くと、とても危ないものと感じるかと思いますが
実際に危ないものなので、原子力発電所は建物が重要になってくるのですが

その建物が、東日本大震災で影響を受けてしまい
大きな被害をもたらしてしまったのです。

しかし、そこまで危険なものが、なぜ今も稼働を続けているのか
というと、そこにはとても大きなメリットがあるからなのです。




原子力発電のメリット
・他の発電方法に比べて、とても多くの電気を作れる。
・安定して電気を作りだすことができる。

これの特徴は常に電気が必要となる現代には、とても重要な役割となっており
私たちがいつでも好きなだけ電気を使えているのは、原子力のおかげでもあるのです。




その反面、デメリットもあります。

・燃料がとても危険な物質である。
・危険な物質であるため、建物に莫大な費用が掛かる。
・発電を始めたら、停めるのに時間が必要。
・発電に使われた燃料(危険な物質)の処分が困難。
 (未だに、安全な処理方法が確立されていない)






このような特徴の中でも特に

常に多くの電気を安定して作り出せる(電気を常に供給することができる。)
発電を開始すると、停止に時間がかかる(なかなか停まらない。停められない。)

ということから
電力会社が、電気を作り出すベースの手段としており
優先順位の高い発電方法になっているのです。
(会社同士の関係や利益など、他にも理由はあるそうですが・・・(-_-;) )






【地熱発電】

原子力発電の次に、電気を作りだすベースとなっているのが
『地熱発電』です。

地熱発電とは何でしょうか?

地熱発電 - Wikipedia

地熱発電は、 地熱によって生成された 水蒸気により 発電機に連結された 蒸気タービンを回すことによって 電力を発生させる。地熱という 再生可能エネルギーを活用した発電であるため、


読んで字のごとく、大地の熱を利用した発電となります。

大地の熱というのが、マグマの熱のことなので
・安定して電気を作り出すことができる
・燃料代がいらない。
・電気を多く作り出すことができない。
・発電所の数が限られる。

という特徴があります。




今回紹介した発電方法というのは
電力会社が一番に優先している発電方法なのですが


その理由が
『安定して電気を作り出すことができるから』 なのです。



たとえ危険であっても、他の発電方法よりも電気を作り出せなくても
安定して電気を送り続けることが、電力会社として一番大事なことなのです。

では、太陽光発電ではダメなのでしょうか?
それについては、次回以降お伝えしたいと思います。

それでは、今後もよい人生をお過ごしください!






※まとめ
・原子力発電は多くの電気を安定して作れます。
・常に電気が使えるのも原子力発電のおかげです。
・最も危険な方法であっても、良しとしているのは私たちなのかもしれませんね。



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